限局性恐怖症テスト－オンラインと匿名
恐怖症は最も一般的な精神障害の一つです。誰もが、広い場所や群衆（広場恐怖症）、社会的状況（社交恐怖）、またはクモ（クモ恐怖症）を過度に恐れている人を少なくとも一人は知っているかと思います。しかし、何かを過度に恐れている人すべてが恐怖症をもっているわけではありません。つまり、その恐怖は過度で持続的であり、身体的症状を伴うパニック、著しい恐怖、および/または不安経験を引き起こしていなければなりません。また、その人は対象、動物、状況に直面するのを避けるために最大限の努力をします。それに加えて、その人は強迫症や全般不安症などの、症状が重複している精神障害をもっているべきではありません。こういった理由から、私たちBarends Psychology Practiceは、迅速で匿名のオンライン恐怖症テストを作成しました。この恐怖症テストは、あなたが限局性恐怖症の基準を満たしている可能性が高いかどうか、安全な対象物や行動によって症状が軽減したかどうか［1］、および別の精神障害に苦しんでいるのかどうかを示します。
注：この恐怖症テストは病気を診断するためのものではありません。適切な限局性恐怖症の診断については、必ず専門家に相談してください。もしあなたのテスト結果に疑問がある場合はお気軽にご相談ください。私たちはあなたのご質問に真摯にお答えします。
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Barends Psychology Practiceでは、限局性恐怖症の（オンライン）カウンセリングを行っていますが、日本語でのカウンセリングは現在受け付けておりません。まずは初回無料のご相談予約へお問い合せ下さい。
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安全行動や対象物が恐怖症の症状をどのように軽減するのか
安全行動や安全な対象物は、特定の恐怖症の症状を軽減する可能性がありますが［1］、それゆえ、テスト結果にマイナスな影響を及ぼす可能性もあります。安全行動とは、恐怖の対象、動物、状況に直面したときに感じる不安や恐怖を軽減するのに役立つ対処行動です。安全行動の例としては、その状況から早期に離れること、恐怖の動物に近づかないこと、また、檻（ケージ）の鍵がかかっているか何度も確認するなどの特定の習慣や衝動もあります。安全な対象物とは、恐怖の動物、状況、対象に直面しているとき、その人を落ち着かせたり、不安レベルを軽減する物体または人間のことです。安全な対象物の例としては、広場恐怖症（広い場所や群衆への恐怖）をもっている人の場合友人をお店に連れて行く、不潔恐怖症（病原菌や汚れへの恐怖）の場合よく手を洗うために石鹸を使う、幽霊から子供たちを守るための安全対策ブランケットなどがあります。しかし、恐怖症テストにおいてのマイナスな影響の可能性とは別に、安全行動は治療にもマイナスな影響を及ぼし、今までの経験した不安を高めます。つまり、安全行動とは恐怖症をもつ人に、彼らの恐怖は安全行動や対象物のおかげで軽減しているだけだということを「教えている」のです［1］。
参考文献：
- [1] Milosevic, I., & Radomsky, A. S. (2013). Keep your eye on the target: Safety behavior reduces targeted threat beliefs following a behavioral experiment. Cognitive Therapy and Research, 37, 557-571.