ナルシシストな義母をもつこと:何をすることでき、何が予期でき、そしてあなたの人間関係にどう影響するのか?

ナルシシストな義母(あるいは義父)がいる場合、義理の両親との関わり合いや、あなたとあなたのパートナーの彼らへの対応の仕方によって、人間関係は非常に難しいことがあります。ナルシシストとその子どもたちの関係はとても強いか全く存在しない場合もあります。このページでは、主にあなたが義母と連絡を取り合っている場合に焦点を当てています。

もしあなたに義母がいる場合、次のことに気付くでしょう:

  • パートナーが(あなたの義理の両親に関して)健全な境界を設けるのは難しいこと
  • 義理の両親があなたの境界を尊重するのは難しいこと
  • 彼らはおそらくあなたを好きにならないこと
  • 彼らがあなたやパートナーを多く批判する(または褒めない)こと
  • 彼らが結婚の妨害または傷をつけようとすること

また、彼らは被害者を演じるのを好んだり、彼らの周りで安らぐのが難しいことに気付くかもしれません。あなたはおそらく彼らとの間に問題があるにも関わらず、パートナーを支えることがあなたの人間関係において重要なのです。このページでは、パートナーが通る各ステージ(不認識、認識、容認、適応、変化)のアドバイスをします。ここでは各ステージを簡単に説明し、あなたとパートナーを助け守るためのアドバイスをしていきます。

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Barends Psychology Practiceでは、自己愛性パーソナリティ障害のカウンセリングを行っていますが、日本語でのカウンセリングは現在受け付けておりません。

ステージ1:不認識

ナルシシストな義母をもつということは、おそらく子どもが操作や脅し、スプリッティング(分裂)、ガスライティング、罪悪感の誘発といった感情的虐待にさらされてきたことを意味します(これらの虐待のタイプの詳細はこちらをクリックしてください)。ナルシシストな親は自分の欲しいもの、つまり、支配力、権力、満足を得るためにこういった手法を使います(彼らは誰かに恥をかかせるのを楽しんでいるのです)。このような状況下で育った子どもは、おそらく感情的虐待が行われていることに気付かず、ナルシシストな親を常に正しい人として見なしている可能性があります。子どもたちはただ単純に他に誰も比較する人がいないので、両親が常に正しいと思うのは普通のことなのです。ナルシシストの子どもの中には、自分のナルシシストな親は素晴らしいとさえ信じている子もいます。

周りの他の家族との比較

こういった子どもたちが成長し、思春期あるいは大人になったとき、他の両親は普通親切で友好的なことに気付くかもしれません。また家でのやり取りは何か変なことに気付くかもしれませんが、それはほとんどのナルシシストの子どもたちが通る道です。このステージでは、自分の両親が結局はそれほど良い親ではないことを認める準備はできていません。そしてこれが大きな精神的妨害になります。なぜなら、基本的に彼らが信じていること、例えば、親が無条件に自分を愛さないことや、脅し、罪悪感の誘発、操作されることが普通ではないことなど、すべてが嘘であるためです。この段階では、ナルシシストの子どもが親の行動を擁護したり、軽視するのはよくあるケースです。

このステージであなたは何が起こっているか理解するので、とても苛立つかもしれません。あなたは健全な境界との相互作用と人間関係を垣間見ることができ、パートナーにどれほど悪影響を与えるか知ることができるでしょう。同時に、パートナーはこれを直視する準備ができていないので、これが多くの緊張とおそらく喧嘩も引き起こすかもしれません。

義理の両親と義理の息子/娘との関係

あなたの義母が密かにあなた方2人を引き離そうとしている可能性があります。あなたが侮辱されたり、望まない/受け入れられないと感じる微妙な意見は、そのような行動の一般的な例です。義母に積極的に反対すること(あるいは、義母の行動について不満を多く言うこと)によって、彼女は自分がまさに望んでいるものを手に入れます。それは、状況を支配しているということです。状況を支配しているナルシシストはとても危険です。多くの不満を言うことや義母に反対することで、パートナーは2人のうちどちらかを選ぶことを強いられていると感じます。10回中9回は、義母が被害者であるかのように演じるので、パートナーが義母の味方につく可能性が高くなります。

パートナーの人生において重要な人物がいるということは、ナルシシストな親が自分の子をあまりコントロールできなくなるということ(そして望んでいる注目を子どもから得られなくなるということ)を意味することに注意してください。そして、これが気に入らないことなのです!だからあなたは敵なのです。

ナルシシストが(特に自分の子に嫉妬している場合)よく使う別の手法は、子どもの友人やパートナーに勝つことです。彼らはとても魅力的であなたに友好的になることによってこれを使いますが、あなたのパートナー(自分の子)をおおっぴらに、あるいは陰で軽い冗談のような悪口を言っています。最初は、あなたはこの手法に気付かないでしょうが、パートナーは両親からの扱われ方に苦しんでいます。「お義母さんはこんなに心の優しい女性なのに」と思うあなたは、パートナーの不満に疑問を抱くかもしれません。もしこういった場合であれば、あなたはナルシシストな義母に対処しているという事実に気付いていない可能性が非常に高いです。考慮すべきいくつかの徴候は次の通りです:

  • 義理の両親がパートナーの生活に過剰に関わっている
  • 頻繁な電話やメール
  • 時には1週間に数回の突然の訪問
  • 状況にふさわしくない時でさえ、注目の的になることを必要とする
  • パートナーが近くにいない時にだけ、あなたのことについて不快なことを言う
  • あなたとパートナーの境界を全く尊重しない
  • パートナーに義理の両親の用事をさせるために罪悪感を抱かせる
  • 義理の両親と良い時間を過ごした日は、たいてい彼ら側の気分、怒り、悲しみなどによって壊される
  • 何か大きな知らせ(結婚、妊娠、家の購入、海外への引っ越しなど)をしたとき、失望したような反応をする
  • 義理の両親は操作的な行動によってあなたをパートナーから引き離そうとしている感じがする
  • 自分の都合のいいように事実を変えたり、ねじ曲げたりする
  • 嫌味な冗談を言われ、歓迎されていない、愛されてない、必要とされてない、嫌われていると感じることがよくある
  • あなたやパートナーのうち1人でも反対すれば、気が動転したり、怒ったりする

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下記のアンケートに記入すると、あなたの経験と他の訪問者の経験がどのように比較されるか確かめることができます。

私の義理の両親がおそらくナルシシストである理由は:

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ナルシシストな義母がいる場合はどうしたらいいのか?

もしパートナーが自分の両親は自己愛性パーソナリティ障害である可能性を認める準備ができてない場合は、時間をかけて慎重にこの問題に取り組むことが重要です。パートナーにこのことを突きつけるようなことはしないようにしてください。なぜなら、パートナーがナルシシストな両親を擁護し続ける大きな喧嘩で終わる可能性が高いからです。代わりに、些細な点に焦点を当てるようにします。つまり、義理の両親がナルシシストな言動をする度に、パートナーに上手にそれを伝えます。批判ではなく所見を述べるようにしてください。同時に、パートナーをサポートすることも重要です。パートナーが不満を言う度に、理解するよう心掛けてください。パートナーがナルシシストと問題がある度に、パートナーに非はないことを強調してください。

場合によっては、ナルシシストと親の間に類似点を描くこともありますが、義理の両親をナルシシストとしてレッテルを貼らないようにしてください。例えば、「お義父さんはいつも会話を持っていって自分の話をするから、お義父さんと話すのは難しいわ。特に私は彼と良い知らせを分かち合いたいのに、このナルシシストな言動にはイライラするわ。」といった具合です。特定の言動がナルシシストだということに言及することはできますが、パートナーの父親がナルシシストだと言及しないでください。

つまり、もしナルシシストな義母であることを疑っている場合、パートナーにそれを無理に押し付けないでください。彼ら自身でそれを理解できるようにしてください。同時に、距離を置くようにしてください。義母の言うことすべてが当たり前だと思わないでください。お世辞を真に受けず、侮辱を自分のこととして受け取らないでください(あなただけでなく、彼らの子どもが付き合っている相手なら、基本的に誰にでも起こり得るということです)。

ステージ2:認識

あなたのパートナーが自分の親はナルシシストであると認識するのはこのステージです。これにはたいてい、パートナーにショックや大きな影響を与える可能性があります。なぜなら、パートナーが信じていたものが突然嘘であったことや一部分しか真実ではなかったことを知るからです。他人への信頼は、自尊心と同じように打撃を受けます。ナルシシストの子どもたちの中には、自分が本当は何者なのか、アイデンティティが分からなくなる子もいるほどショックなことなのです。

同時に、パズルのピースがあるべき所へはまり始めます。特定の状況が意味をなし始めるのです(例えば、「なぜお母さんはいつも他の人にはとてもフレンドリーなのに、自分には違うの?」、「なぜお母さんが自分に嫉妬しているようにいつも感じるのだろう?」といった具合です。)パートナーは自分の親が自分に分かるようには決して愛してないのだと気付くので、とても動揺する可能性があります。

(ナルシシストな義母がパートナー(自分の子)に嫉妬している場合)、あなたにも、義母がゲームをしているということが明確になり始めるかもしれません。混乱、怒り、恥を感じることは一般的なことです。パートナーの心の準備ができたとき、あなたの感情や起こった状況についてパートナーに話してみてください。

パートナーがナルシシストな親をもち、それに気付き始めたとき、自分たちの生活はどう変わるのか?

ステージ2は最も混乱する段階かもしれません。あなたとパートナーが多くの答えを得ているにもかかわらず、パートナーはさらに多くの疑問や疑いをもっています。あなたは行動を起こし、健全な境界を設け始めたいのに、同時に、パートナーは苛立ったり、呆然としたり、怒ったり、悲しんだり、混乱したりするかもしれません。もし2人のコミュニケーションが十分に取れていなければ、小さな衝突につながっていくことになるでしょう。


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ナルシシストな義母がいる場合はどうしたらいいのか?

最もしてはいけないことは、「だから言ったのに」、「これがいつも私が言ってることだよ」というようなセリフを言うことです。この時必要なことは、あなたのサポートなのです。パートナーと彼らの気持ちについてです。あなたがパートナーに対してできることは次の通りです:

  • パートナーに物事を処理する時間を与える。
  • あなたの提案や要求が逆効果になる可能性があるので、すぐに変化や行動を求めない。代わりに、パートナーにこれらの提案を見つけさせるようにする。
  • 共感する(「Xさんがナルシシストだと気付いてショックなのは想像できるよ」)。
  • ナルシシズムや特にナルシシストの子どもたちに関する良い記事を見つけ印刷するか、パートナーに伝えてみる。ただし、パートナーにそれらを読むよう強制はしないようにする。
  • パートナーは物事を処理するのに時間を要する場合があるので、家事を代わりにする(買い物、料理、掃除、子どもの寝かしつけなど)。
  • パートナーの気持ちについて常に尋ねない。相手にとっては煩わしかったり、全く役に立たない。
  • 今、パートナーのためにできることが何かあるか尋ねない。
  • 特定の言動が典型的なナルシシストのものだと分類するようする。これが、あなたやパートナーが侮辱されたとき、心を少し軽くしてくれるでしょう。

ステージ3:容認-適応-変化

容認、適応、変化は連続的に重複しているので、一緒に説明していきます。

親がナルシシストだと認知することと、この「新しい」現実を受け入れることはまったく別のことです。健全な親子関係が不可能なことを受け入れるのが困難なだけでなく、特定の行動、言葉、周囲の人への振る舞い方を受け入れることも困難なのです。パートナーは、月曜は何か受け入れ、火曜はそのことに怒り狂い、水曜は悲しく感じるかもしれません。こういったことが長期間続いたり、何度か再発する可能性もあります。なぜなら、ナルシシストな義母(または義父)がこのステージに新しい要素を追加し続けるからです。

パートナーの反応

パートナーがどのように感じ行動するかを予測するのは困難です。ナルシシストの子どもの中にはとても不安になり、周囲の人々によって安心させる必要がある子もいます。この不安に対する考えられる原因は、彼らが対処しなければならない新しい現実のことかもしれません。この新しい現実が、彼らが信じてきたものすべて(親子関係、しつけ、偉大な親であること)は本当ではなく、今まで嘘の世界に生きてきたということを伝えています。よく聞かれる質問があります。それは、「どうしたら自分の直感を信じられるのか?」ということです。このステージでは、パートナーを支えることが重要です。そのための最善の方法はパートナーの自尊心を再構築するのを手助けすることです。パートナーは常に周りの確認を得て保証されることを必要とし、そしてこれがパートナーの自信を高めるのに役立たないということを話し合ってください。あなたはパートナーを常に保証しないことで、彼らを支えているということを伝えてください。

パートナーは新しい疑問が次から次へ湧いてきて、新しい答えを見つけようとしている可能性があります。この再処理への追求がパートナーにとって非常に重要です。なぜなら、(パズルの)ピースをつなげるのに役立つからです。同時に、どの新しい発見や認識(パズルのピース)も感情と再処理に関連しているので、この追求は2人にとって疲れたり、苛立ったりするものです。これには多くのエネルギーを必要とします。他のことに費やすことができないエネルギーです。これにより、気分変動やより長い睡眠時間を要したりします。

このステージの間、パートナーは変化し、新しい状況に適応していきます。これは、ナルシシストな義母との関係が終わったり、大幅に落ち着くことを意味することもありますが、良くも悪くもパートナーの自尊心や将来に影響を与える可能性もあります。パートナーはより強くなり、自信を高め、彼らの夢や目標を追いたいと思うかもしれません。そしてこれがよりイライラや口論につながる可能性もあります。

これが自分にどう影響するのか?

パートナーとしてのあなたは、絶望、苛立ち、怒り、無力感、悲しみの感情や感覚を経験するかもしれません。これらの感覚や感情は物事を変えたり、パートナーを守ろうとする衝動を自然に生み出しています。しかし、パートナーがサポートを必要と感じていない場合、これは逆効果かもしれません。あなたとナルシシストな義母の両方からプレッシャーを感じると、夫婦の危機につながる可能性もあります。それ故、コミュニケーションを取る方法で労力を費やすのが重要です。常に憶測したり、誤解を生むよりも、「何が予測できて、いつどこでどのように振る舞うか」について中身の濃い会話をする方がいいでしょう。前述の絶望、怒り、苛立ち、悲しみ、無力感の感情に関しては、相談できる相手を見つけたり、日記をつけたり、オンラインの支援団体を見つけてみてください。また、あなたと義理の両親の間に距離を取ることもご自身を守るうえで重要なことです。両者の距離が離れれば離れるほど、彼らの「ゲーム」に感情的に関わらなくてよくなるでしょう。


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ナルシシストな義母がいる場合はどうしたらいいのか?

このステージでは、パートナーのためだけでなく、あなた自身のことにも気を付けておくことが重要です:

  • 予測できることについてお互いに良い会話をすること。これにより、状況がエスカレートするのを防ぎます。
  • あなたの話を聞いてくれる、相談できる人を見つける。あなたも気分転換する必要があり、そのとき、おそらくパートナーは適切な相手とはいえないでしょう。
  • パートナーの気分が沈んだり、落ち込んだら、そっとしておく。これらの気分変動は一時的なもので、おそらくあなたとは何の関係もないでしょう。
  • パートナーに一人の時間と空間を与える。パートナーは多くの再処理を行っており、これには多大なエネルギーを必要とします。
  • パートナーが少し変化したら、あなたも少し適応しなければならないことに注意しておいてください。